美容室の売上をアップさせるために効果的な集客方法6選【アプリがおすすめ】

• 「経営している美容室の売上をアップさせたい…」
• 「もっとたくさん集客しないと経営が危うい…」

上記のようにお悩みではありませんか？

2022年2月18日時点で、美容室の数は254,422軒であり、これはコンビニの数の約5倍に相当します。

人口を1億3千万人と仮定しても、単純に割り算すると1つの美容室あたり510人しか顧客を保有できない計算です。

顧客の奪い合いが激しいのが美容業界の現状であり、この現状を理解した上で競合他社に勝る集客をし、売上向上につなげていかなくてはなりません。

本記事では、美容室で売上をアップさせるために重要な考え方と、おすすめの集客方法6選についてご紹介します。

美容室の売上アップに重要な考え方

美容室の売上は「客数×客単価×来店頻度」で求めることができます。

これら3つの要素に分解して考えることが、美容室の売上を上げるためには非常に重要です。

客単価を安易に下げない

集客数を伸ばすために客単価を下げるのは愚策です。

なぜなら、客単価を下げることで一時的に集客数が伸びても、リピーター獲得につながらなければ経営が悪化するからです。

そもそも安さを求めている客は、1,000円カットや格安チェーン美容店に流れます。

なので、それらの店舗では満たせないニーズを探し、そのニーズを満たせるサービスを提供していきましょう。

具体的には、以下のようなニーズが考えられます。

• 自分にとって最適な髪形にしてもらいたい
• 髪の悩みを解決してもらいたい
• 癒やされたい　など

来店頻度がカギ

美容室は、他業種と比べてリピートされやすいため、それゆえにリピーターの「来店頻度」が売上に大きく影響します。

来店回数を増やすための施策は、積極的に実行しましょう。

具体的には、以下のような施策が考えられます。

• その場で次回予約してもらう
• 回数券を販売する
• 「1ヶ月以内の再来店で10%オフ＆マッサージサービス」などの早割特典を付ける
• LINEアカウントを友達登録してもらう
• DMやメール、アプリのプッシュ通知で顧客に連絡する

単価を上げる努力も忘れずに

どうしても集客数に意識が持っていかれがちですが、客単価を上げる努力も同じぐらい重要です。

客単価を上げるために重要な提案は、「複合メニューの提案」と「販売商品の提案」の2つです。

複合メニュー提案のポイント

具体的な施策としては、以下の3つが考えられます。

1. カラーやパーマの顧客に、トリートメントもおすすめするクロスセル
2. 髪質改善カラーやプラチナカラーなどの、ハイグレードメニューをおすすめするアップセル
3. 1や2が断られたときに、マッサージなどのワンコインサービスをおすすめするダウンセル

このときに重要なのが「顧客ノートを作り、予習復習をしておくこと」です。

毎回同じ提案をされたり、一度断った提案をもう一度されたりすると、顧客は一気に熱が冷めてしまいます。

提案は必要ですが、その提案のせいで大切な顧客を手放さないように、情報はスタッフ間で綿密に共有しておきましょう。

販売商品提案のポイント

たとえば、シャンプーやリンス、ワックスや化粧品などの販売がこれにあたります。

最近はコロナの影響で目元への美意識が急上昇しているため、アイブロウの商品を取り揃えておくこともおすすめです。

商品を販売する上で最重要なのは、「商品や美容に対する知識量や熱量」です。

そのためには、スタッフにまんべんなく勉強させるのではなく、

• Aさんはシャンプー専門家
• Bさんは頭皮専門家

のように、何か1つに対するプロフェッショナルを育成するのが、現実的かつ効果的です。

1人では難しくても美容室全体でトータルビューティを実現できれば、商品は次第に売れていきます。

美容室に効果的な集客方法6選

以上を踏まえ、美容室経営に効果的な集客方法を、厳選して6つご紹介します。

オリジナルアプリの導入

アプリを導入すると、たとえば以下のようなメリットがあるため、美容室経営において非常に費用対効果が高いです。

• お客様にアプリを通して予約をしてもらえる
• 予約の前日にプッシュ通知を自動で送ることで、予約忘れを防ぐ
• ポイントカードやスタンプカード、クーポンやDMをデジタル化しコストカットができる
• アプリにお客様情報をまとめておくことで「カルテ」としても使える
• チャット機能でお客様とコミュニケーションが取れる
• ECサイトと連携できる
• AppleStoreやGooglePlayStoreで集客ができる

個人経営でアプリを導入している美容室はまだ少ないため、アプリを活用するだけで競合他社と簡単に差別化ができます。

美容室におけるアプリのメリットの詳細は、以下の記事をご覧ください。

»関連：『美容系で店舗（自社）アプリを作成するならこういうメリットがある』

成功事例：お客様から褒めてもらえた

千葉県成田市の住宅街のとある個人サロンでは、アプリの導入からわずか1年で800人以上の会員獲得に成功しました。

その要因としては、やはり顧客満足度が高まったということが挙げられます。

お客様から

• 小さなお店なのに、ちゃんとしている。
• カードが必要ないから便利だね。

などのお褒めの言葉をいただいているそうで、正直こんなにアプリを活用いただけるとは思っていなかったようです。

参考：『【アプリ】美容室 成功事例』

成功事例：新規顧客獲得とコスト削減

東京都に複数店舗をかまえるリラクゼーションサロン様のグループでは、アプリの導入とともに自力集客の仕組みを作った結果、たった8ヶ月で自力集客力が2.3倍になり、新規予約数が413％も増えました。

また長野県のサロンナチ様では、DMを紙からアプリに切り替えたことで、月4万円のコストカットが実現し、しかも売上は1.8倍になりました。

参考：『美容室・サロン公式アプリを作る２つメリットと２つの資産』

以上のように、アプリの活用は美容室経営において高い効果をもたらします。

ご興味がある方は、以下のボタンからぜひお気軽にご連絡ください。

＼今すぐお問い合わせしてみる／
お問い合わせはこちら

大手予約ポータルサイトの登録

大手予約ポータルサイトである「ホットペッパービューティー」では、2022年3月時点で51,000以上の美容室が登録しており、年間8,000万人以上の方が利用しています。

参考：『HOT PEPPER Beauty最新データ集　(毎月更新)』

また、ヘアログを運営する株式会社ノーマリズムが2020年に行った調査によると、美容室を知る主なきっかけは「ヘアサロン検索・予約サイト」であることがわかりました。

引用：『美容室・ヘアサロン選びのきっかけや決め手は？』

これらのデータから、大手の予約ポータルサイトは新規顧客獲得にめっぽう強いことがわかります。

ただし予約ポータルサイトに頼りすぎると競合他社との価格競争に陥るため、客単価を下げざるを得なくなってしまい、結果赤字につながる恐れもあります。

あくまで新規顧客獲得を目的とし、リピーター育成の仕組みを作ってから登録するようにしましょう。

自社サイトやホームページ

ヘアログを運営する株式会社ノーマリズムが2020年に行った調査によると、顧客の66%が公式ホームページをチェックしていることがわかりました。

公式ホームページをチェックする上で重要視しているポイントは、以下の通りです。

• お店やスタイリストの雰囲気が自分の希望するものかどうか
• デザインセンスがあるかどうか（＝ホームページがおしゃれかどうか）

参考：『美容室において公式ホームページは重要か？消費者の65%が重要視している結果に。美容室選びにおける公式ホームページの重要性をアンケート調査。』

よって、予約サイトやSNSだけでなく、公式ホームページも有効活用することで顧客の獲得に大きく寄与すると言えます。

SNSの活用

「スタイリスト個人」にファンが付くと、他店との大きな差別化につながり、新規顧客やリピーターの獲得に大いにつながります。

よって今の時代は、スタイリストがInstagramなどのSNSで発信活動をするのは、高い売上を見込むためには必須です。

「フォロワー数が増えない」「更新やアップをしている時間がない」というお悩みを抱えている方もいらっしゃるかと思いますが、たとえば

• ＃（ハッシュタグ）を活用し、少しでもバズらせる工夫をする
• 自社のアプリに誘導し、顧客を囲い込む

などいくらでも工夫できますので、とりあえず継続してみることをおすすめします。

Googleマイビジネスの登録

Googleマイビジネスに登録すると、Googleマップに店舗情報が公開され、口コミを集めたり口コミに返信したりすることができます。

Googleマイビジネスに未登録な美容室は意外にも多く、かなりの機会損失であるため、必ず登録しておきましょう。

また、たとえば「地域名＋美容室」などのキーワードで上位表示が取れると、非常に集客効果が高いです。

そういったキーワードの検索順位で上位が取れるように、施策を打っていきましょう。
※この施策の目的が「Googleマップのエンジンに最適化する」ことから、しばしば「MEO(Map Engine Optimization)対策」と呼ばれます。

成功事例：3ヶ月で経路検索2倍を達成

とある美容室では、MEO対策ツールを導入してからわずか3ヶ月で、検索ビュー数1.2倍・経路検索2倍を達成しました。

この美容室が行った具体的な施策は、以下の通りです。

• カラーやトリートメントの定期的な紹介
• キーワードを意識したメニューリストの登録
• 口コミの返信
• 口コミ投稿依頼のポップを店内に配置
• 最新の営業時間を表示
• SNSや他複数のWEBサービスの情報表示
• NAP(Name Address Phone)情報の統一

NAP情報（企業の名前や住所、電話番号）を統一しないと、Googleが別店舗だと判断する可能性があり、MEO効果が下がってしまう恐れがあります。

細かいですが、こういった施策がMEO対策では非常に重要です。

参考：『【美容室・美容院のMEO対策】成功事例や効果を出すコツ、重要性を解説』

効果的なチラシ・名刺配付

チラシは「戸建ての家に3回以上配る」と効果が高いです。

なぜなら、チラシ集客の最大の目的はリピーターの獲得であるため、多くの人に届けることより機会損失を防ぐことが重要だからです。

実際に、東京都練馬区の美容室ソレイユ様では、3万枚のチラシを3回に分けて配ったところ、3万枚を1回で配った時の13倍の効果が出ました。

参考：『美容室の集客法10選【2021年 最新版】』

名刺は

• 裏面を紹介カードにする
• おサイフの中の大切なもの（免許証やクレカ）にデザインを似せる

上記の工夫をすると処分されづらくなるため、口コミ紹介による新規顧客獲得が期待できます。

まとめ：美容室の売上を上げるには、アプリが最適！

美容室の売上を上げるために効果的な集客方法は、以下の6つでした。

1. オリジナルアプリの導入
2. 大手予約ポータルサイトの登録
3. 自社サイトやホームページ
4. SNSの活用
5. Googleマイビジネスの登録
6. 効果的なチラシ・名刺配付

もし何か一つ始めるとしたら、費用対効果の高いアプリの導入・活用をおすすめします。

弊社では、本記事で紹介した

• プッシュ通知機能
• 予約機能
• ポイントカードやスタンプカード
• クーポン機能
• チャット機能
• DM・ニュース配信機能

などを簡単に実装できるアプリを格安で提供しています。

アプリの導入に少しでも興味のある方は、以下のボタンからぜひお気軽にご連絡ください。

＼今すぐお問い合わせしてみる／
お問い合わせはこちら